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シュナントニッチ&カハルペッチ
Assistant Staff: Sol
2017/02/22
シュナントニッチツアーに添乗しました。シュナントニッチ遺跡はマヤ語で石の娘を意味し、エルカスティージョ神殿がメインとなります。高さは約42mを誇り、車輪を持たないマヤの人々が人力で運んだことを考えると非常に高い建造物と言えます。
まず初めに立ち寄ったビジターセンターでは、シュナントニッチ遺跡の模型や概要説明、またマヤの人々の世界観や文化について学ぶことができます。また山を登ったところにあるビジターセンターでは発掘されたステラと呼ばれる石碑を見ることができます。石碑には重要な人物の名前や情報、歴史的な出来事などが記されていたと言われています。これらは風化が激しく、レプリカも多いです。
一番奥に見えているのがエルカスティージョ神殿です。近づいてみるとその高さに驚きます。登るのも一苦労。
正面から見て左側の壁面には、四方向で世界を支える人の一人や、ジャガー、サルの彫刻を見ることができます。右手の階段から登って裏面まで進み、さらに一番上まで急な階段を上ります。裏側はまだ発掘途中で、ブルーシートがかけられている部分がたくさんありました。
経済的首都として栄えているベリーズシティであっても高層ビルはないので、ベリーズ国内最大級の建造物になります。頂上からはジャングルを見渡すことができ、マヤの王様になった気分です。またプラザに向かって左奥にはグアテマラとの国境を見ることができます。シュナントニッチからはなんと車で20分の距離です。
正面から見て右側には、同じように彫刻を見ることができます。これらはレプリカですが、当時の様子を再現しています。写真ではマヤアーチとよばれるマヤ文明に特徴的な、ペンシル型のアーチが見られます。ここで我々は大きなイグアナを見ることができ、お客様も大興奮でした。
2017/02/23
早朝にカハルペッチ、そしてそこから3時間ほどかけてカラコルと、マヤ遺跡をはしごしました。まずはカハルペッチ遺跡ですが、こちらはノミ・ダニのいる場所という意味です。こちらはバードウオッチングのため早朝から開いており、確かにたくさんの鳥のさえずりを聴くことができました。
こちらの遺跡も非常に高度な灌漑設備を見ることができます。屋根は傾斜がつけられており、また塀の上には排水用の細い溝があります。
こちらの遺跡はそれほど高くないので気軽に登ることができます。朝早かったため、朝日がとても綺麗に見えました。また鳥たちの声に近付くことができます。
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