気候と気温
ベリーズは、年間を通じて気温が30℃前後で、一番低い時でも16℃ほどになります。朝・夕は気温が下がるので過ごしやすいです。また湿度は常に85%前後あり、海水温度は24~29℃ 前後となります。気候区分は亜熱帯気候に分類され、乾季(11月~4月)と雨季(5月~10月)があります。
乾季(11月~4月)
一日の平均気温は18℃から27℃で過ごしやすく、ベリーズの観光ベストシーズンです。カリブ海からの貿易風が心地よく感じられます。
雨季(5月~10月)
激しい雨が、特に朝・夕に日常的に降りますが、一日中降り続くということはほとんどありません。日中は気温が上がりますが、カラッとした暑さが特徴です。
ハリケーン(6月~11月)
数年に一度ベリーズはハリケーンに襲われ、交通機関が止まったり商店が休業になったりすることがあります。時期は6月から11月ですが、ほとんどは9、10月に集中します。この期間は、地域情報に注意してください。また、万が一避難警報が出た場合は速やかに島などから退避してください。
特にベリーズシティは水はけが悪く、街全体が水浸しになるなどの被害になることもあります。ハリケーンが発生の際には、テレビやラジオ、地元の人からの情報を入手し、事前に飲料や食料を備えておくようにしましょう。
観光ベストシーズン
11月~4月の乾季は蚊も少なく、過ごしやすい気温なので観光のベストシーズンです。ただし、11月23日~12月25日と3月~4月のイースター休暇は観光客が多く、ホテルの料金が割高になります。反対に5月~10月の雨季はオフシーズンとなり割安な料金でホテルに宿泊することができます。
旅の服装について
ベリーズでは一年を通じて日本の夏の服装で特に問題ありません。ただし、12月~2月ごろの気候は朝晩で気温が冷えることや、エアコンが効きすぎている場所があるので、長袖シャツが一枚あると便利です。特に、サンイグナシオなどは朝晩冷え込む事があります。
遺跡などに訪れる際は、蚊が多く発生している場所も多いので薄手の長袖、ロングパンツ(白っぽい色が蚊に刺されにくい)がおすすめです。またかなり日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどを持参しておくことをおすすめします。
乾季は11月~4月、雨季は5月~10月と言われていますが、近年長雨が降り続き、1 月でもスコールが降る事がありますので、雨具もご用意下さい。ただし、ATM洞窟ツアーや遺跡を登るのに傘は不向きですので、両手が空くレインコートが最適です。
ブルーホール、ゴフキーツアーなどは、陽を避ける場所がなく直射日光が当たりますので、日焼け止め、サングラス、帽子などを必ずご用意ください。曇りでも日焼けをしますので油断しないよう十分ご注意ください。
靴について
アルトゥンハ遺跡とベリーズシティ、島の場合は、ビーチサンダルやカジュアルな靴で大丈夫です。
ラマナイ遺跡とカラコル遺跡はジャングルの中を歩くのでしっかりとした運動靴や軽登山靴などがあった方が良いです。
ATM洞窟の場合はそのまま水に濡れますので、濡れても重くならない軽めの運動靴や、かかとのついたサンダルが必要です。ケーブチュービングではウォーターサンダルのレンタルも 3米ドル程度でありますが、それ以外の観光地ではレンタル靴はありませんので、日本からお持ちください。