ベリーズシティにおいては、夜間の外出は念のためタクシーを使う、路地を歩き回らず大通りを進むことをおすすめいたします。
よってお金は米ドルからベリーズドルに両替する必要はございません。
ただしベリーズドルから米ドルへの両替は困難または不利なレートとなりますので、ベリーズドルはご滞在中に使い切ってしまうことをおすすめいたします。
またお持ちいただく米ドル紙幣は、細かい方が良いです。高額紙幣はその分のお釣りが工面できないという理由で断られることがあります。
例えばUS$1紙幣は、現地ではBZ$2紙幣と同様と見なされ、US$20紙幣は、現地ではBZ$40相当紙幣という感覚です。(BZ$40紙幣自体はございません)そのためお買い物中のお財布の中(の米ドル)は×2にするとベリーズドルでどれくらい持っているのかが分かり、貼ってある値札は÷2にすると米ドルでどれくらいの価値になるのかが分かります。
更にベリーズ国内事情として、ベリーズのBelize Bankのクレジットカード端末を使
用している場合、ベリーズ以外の外国で発行されたクレジットカードは利用不可な場合がございます。
キャッシングもBelize BankのATM機械は外国のカードが2017年現在利用できないため、Belize Bank以外のATM機械をご利用いただくようお願いいたします。(Atlantic BankやHeritage Bank他)
現金もある程度お持ちいただいたほうが安心ですが、ホテルやツアーなど、ご滞在いただく限りではクレジットカードのご利用は十分可能です。
なお、ベリーズ国内で使用可能なクレジットカード会社はVISA、MASTER、American Expressが主で、一部DiscoverやDinersが可のところもございますが、JCBは取り扱い可能なところはほとんどございません。
建物や移動車両の中はエアコンが効いていることが多いので、カーディガン等の上着があると良いでしょう。
蚊が多く生息していますので、虫除け薬の他、かゆみ止めクリームがあると安心です。虫除け薬はベリーズの商店で容易にお買い求めいただけますが、成分が強いので肌の弱い方はご注意くださいませ。
遺跡等の内陸での観光を予定されている方は、虫除けも兼ねて、長ズボン着用をおすすめいたします。
英国文化の影響で犯罪をするほどプライドが低くないのと、小さいコミュニティの国で噂がすぐに広まるため、悪いことをする人は諸外国に比べれば少ないと思われます。
タクシーはナンバープレートで見分けます。日本と同様で緑のナンバープレートであれば、タクシーの看板があってもなくても、装飾があってもなくても、壊れていたり異音がしても営業タクシーです。タクシー乗り場からお乗りになるか、流しのタクシーを手を上げて拾います。ベリーズはメーターがございませんので、最初に行き先と金額を訪ね、利用者がその額で了承すれば乗せて行ってもらえます。市内目安は1回につきBZ$7~10(US$3~5くらい)が相場です。空港から各地、国境から各地の場合は固定料金が設定されています。(例:ベリーズ国際空港からベリーズシティはUS$25~)
あまりにも大きい荷物をお持ちの場合や遅い時間の場合は、割増料金になることもあります。
また国内米ドルが広く使え、タクシーでももちろん米ドルは使えますが、国の通貨はあくまでもベリーズドルですので、例えば金額を訪ねた際「セブン」「テン」等という数字は
ベリーズドルでのBZ$7、BZ$10となります。最初からしっかり確認をしておきたい場合や、利用に不安な場合は念のため「ベリーズセブン」か「ユーエスセブン」なのか確認なさるといいと思います。また国内広くスペイン語も話されておりますので、スペイン語でお尋ねになってもよろしいかと思います。
日本と異なり、自分以外の人と相乗りになることも多々ございます。車内ラジオやオーディオがかかっていることも一般的です。
ショッピングエリアでは免税になっているため、クルーズ船以外の観光客(ベリーズ滞在での観光客)やローカルの人々、またクルーズ船と直接提携しているツアー会社以外の観光ガイド等は入場できません。
例外的に、所定の手続きを経れば見学者として入場が可能になりますが、施設側からは部外者と見なされているため、入場の際にパスポートを警備員に預けなければなりません。代わりにVISITORパスが渡され、警備員の指定する、体の分かりやすいところに常時身につけることが要求されます。また入場できたとしてもVISITORパスの者は中での物品購入が一切禁止されており、一部の商店では門前払いとなりますのでご承知おきくださいませ。
ベリーズシティの郊外にOld Belizeというアミューズメント施設があり、プールと博物館が備わっておりますが、このプールは海沿いに設けられた人口の砂浜が備わっておりますので、天然のビーチでなくても良いという方にはOld Belizeご訪問も選択肢の一つとなります。